【仕事】現状把握は自己満足
製造業で働いていて思う事がある。
それは現状把握に時間をかけ過ぎて、動かない人が多い。
真実として知っておいた方がいい。
「雨は待っていれば止む、でも山には登らないと頂上に行けない」
直近あった例を話したい。
慢性的な不良が出ていた。それを後輩Aくんが担当していた。
後輩Aくんはまだ経験が浅かったために、先輩Bさんに進め方を相談していた。
「現状把握をして、何が問題か明確にするように」
こんな指示を受けたAくんは資料を作る。そして報告する。
「こんな可能性もあるから、ここも調べて」
とBさんが指示、また調査してAくんは資料作る。
そして、年度末になって確認すると、
何も改善されていない、資料いっぱいの状態になっていた。
うん、アホですね。
さぁ、目的はなんだったのか。
個人的に、仕事で一番大切なのは「結果を出す」だと思っている。
どんなやり方でもいい、誰と一緒にやってもいい、何を参考にしてもいい、
何をしてもいいから結果を出す。これに真摯に向き合えれるかだけだ。
その一方で、正しいやり方を貫こうという人が多い。
確かにスマートで王道である。
でも、何かやらないと何も変わらない。
現状把握をしている人は注意しよう。綺麗なグラフがいくらそろっても
それだけでは変わっていない事を。それは自己満足だ。
最後にさっさと動くには「仮説思考」っていうのがオススメです。
硬直した状態でよく使っています。
こうかもしれない→支持するデータ集め→この可能性が高い→これをやる
みたいな流れでやっていて、集めるデータ数を少なく出来ます。
仕事が出来る人が増えれば幸せになる人が増えます。
でわでわ。